ウキについて


世の中にウキはゴマンとありますが...永易流紀州釣りで使用するウキは玉ウキ・寝ウキ・永易潮切りウキ・永易ウキの4種類。使用頻度は

永易ウキ>>>寝ウキ>>潮切りウキ>>>玉ウキ

って感じでしょうか。ここではこの4種類の特徴と永易流的な使いドコロを紹介したいと思いマス。

永易ウキ


永易ケイユといえば、やはりこの”永易ウキ”でしょう。このウキがなければ永易流紀州釣りはなかったかもしれません。そもそも、このウキの出発点は棒ウキの長所である「感度の良さ」を維持しながらも、欠点である「波乗りの悪さ」を克服する事でした。初めはへらウキに板をはめただけのものでしたが、十数年、千回を超える実釣の末、今の形にたどり着きました。
言わば、永易ケイユの魂とも言えるウキなのです。

永易ウキ
※現在は釣武者より最新バージョンが発売されており、
紀州釣りドットコム他、全国の釣具店で購入できます。


■ボディ(発泡素材)

もともと、永易ウキの原型は発泡素材のへらウキでした。羽・バルサ等も試しましたが、素材の軽さも手伝って、浮力のバランス、復元力等で発泡素材に勝るものはありませんでした。最新バージョンの永易ウキではボディバランスを再設計したオリジナルとなっています。

■肩(発泡素材)

このそろばん状の肩は、棒ウキの弱点である波の動きにのまれる事を防ぎます。波の動きをとらえ、浮力が少ない状態でもしっかり波に乗って、ウキの動きを安定させます。また、この肩にはあえて塗装を行っていません。塗装をしてしまうと、波に乗っているウキが乗りきれなった時に、一気に水中に吸い込まれるという現象を引き起こし、さもアタリのような動きをしてしまうのです。もっと比重のある素材(キリなど)で作ればこの現象は回避されるのですが、そうするとウキ全体の自重が増え、いわゆる「ドンくさい」ウキになってしまいます。塗装せず水分を吸収させることで、発泡でありながら、ちょうどよい比重を持たせることに成功しています。

■ソリッドトップ〜目印

ソリットトップは非常に細く、浮力もないので、アタリがストレートに出ます。見難さはありますが、後述する目印が付いているので特に問題はありません。その目印ですが、発泡素材で蛍光カラーで塗装しています。目印は、見やすさだけでなく水中に潜ったウキの浮上をサポートする役目も果たしています。目印のカラーにより、ノーマルトップ、ドンテントップ、マズメトップの3種類がありまり、さらにノーマルトップには大と小があり、風が強い日や食い込みが悪い日などには小を使います。


■バランス

このように永易ウキはボディ、肩、トップ、目印と、各パーツそれぞれが重要な役割を持っていますが、実は最も重要なのは全体のバランスです。肩とボディーの浮力配分を最適化し、ウキの重心を少し安定感のない位置に取ることで、海中の情報をより多く表現してくれるように調整しています。永易ウキが重要視しているのは、チヌのアタリではなく、アタリまでの”情報”を得ることです。チヌのアタリだけなら、どのようなウキでもある程度捉えることはできますが、それよりも肝心なのは状況の変化を読み取ることなのです。

永易ウキ

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